@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00122636,
 book = {全国大会講演論文集},
 issue = {ソフトウェア},
 month = {Sep},
 note = {プログラムをデバッグする場合には、まず実行の様子を把握する必要がある。特に細粒度で高並列なプログラムを実行の流れが多数あるので、実行の巨視的な状態をまず理解することがより重要な課題になる。このためには、実行情報を抽象化したグローバルな視野が必要となり、プログラムの視覚化手法の問題を解決しなければならない。デバッグ時には、どの部分をどのように見たいかというユーザの意図が状況によって変化するので、これを反映させることが重要である。我々の視覚化の方針では、ユーザの意図を反映した「付加的な知識」を与えこれを利用して視覚化を行ない、プログラム全部について完全な知識を与えなくても、知識の与え方に応じて高レベルなデバッグを可能にする。我々は、並列論理型言語の一種であるCommitted-Choice型言語(OCL)のFlengを対象とするデバッガHyperDEBUせ開発している。HyperDEBUは、ユーザの意図に応じたコントロール/データフローの視覚化機能を持つ、プログラムの視覚的な観察・操作による効果的なデバッキングを可能にする。ユーザはブレークポイントによって自分の意図を伝え、デバッガはこの情報を実行の視覚化に用いる。HyperDEBUではユーザのブレークポイント設定を支援するため、プログラム解析・ブラウジング機能を備えている。本論文では、このうちデータフローの視覚化支援機能について述べる。},
 pages = {115--116},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {並列論理型言語FlengのデバッガHyperDEBUにおける視覚化支援機能},
 volume = {第45回},
 year = {1992}
}