@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00122457,
 book = {全国大会講演論文集},
 issue = {ソフトウェア},
 month = {Sep},
 note = {我々は分散環境上で並列処理機能を提供する分散並列オペレーティング・システムOrionの研究を進めている。最近の高性能RISCプロセッサや光ファイバの出現は、ネットワーク環境上での並列処理の可能性を示唆している。しかし、その実現に向けては以下の様な問題点の指摘がある。・既存のsocket,RPC等のプロセス間通信のAPI(Application Program Interface)は、並列処理を指向した設計とはなっていない。・汎用のOSでは、通信処理のオーバヘッドが大きく並列処理には向かない。我々は分散並列処理の実現に向けて、二つの方向から取り組んでる。第一は、ノード数やネットワーク性能に対して拡張性を持った並列処理指向APIの設計である。第二は、並列処理に適した通信プロトコルやその実装技術の検討である。現在、Unixワークステーション上でのOrionシステムのプロトタイプ開発とその試用評価、及び高速通信方式の検討を行なっている。本稿では、このプロトタイプで実現した機能、及びシステム構成の概要について説明する。},
 pages = {25--26},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {分散並列OS「Orion」の試作 : システムの概要},
 volume = {第45回},
 year = {1992}
}