@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00122376, book = {全国大会講演論文集}, issue = {人工知能及び認知科学}, month = {Sep}, note = {自然言語処理用辞書では、登録語に対して複数の語義を設定することがある。これにより解析時に語の意味を同定する機能の基盤が提供できる。設定した語義を1文で表現したものを語義文と呼ぶ。本稿ではこの語義文が備えるべき機能について考察する。語義文の初期セットの開発にあたっては、伝統的な紙の辞書の場合と同様に人手で記述する方法がEDR88に報告されている。語義文の初期セットを評価し改良するにあたって機械の助けを借りて品質の向上をはかるならば、改良中の語義のセット自身を用いて解析した結果を利用することになる。即ち必然的にboot strap方式となる(例えばMuraki91)。boot strap方式によって語義文の品質を改良するには、機械で診断できるような評価の尺度ならびに人手による評価の尺度を与える必要がある。これらの評価の尺度を用いて適切に品質の管理を行なわなければ、改良の効率の低下はおろか、語義文の品質低下の可能性すら生じる。以下では、まず語義文の品質評価の尺度を考察するにあたって語義文の機能の整理を試みる。次にそれらの機能の実現に伴う課題とその解決案、そしてその実現の手順を取り上げて考察する。さらに、いくつかの解決案に共通する具体的な目標として語彙制限と文体統一を取り上げてその効果について考察する。}, pages = {189--190}, publisher = {情報処理学会}, title = {自然言語処理用辞書における語義文}, volume = {第45回}, year = {1992} }