@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00117173, book = {全国大会講演論文集}, issue = {人工知能および認知科学}, month = {Oct}, note = {通常のSLD-導出によるPrologの処理系は,「aかbの一方が成り立つ(a;bと記述する)」のような選言的な知識にうまく対応できない.以下のプログラムPを考える.c←a;b. a;b. 論理式cはプログラムPの論理的帰結であり,Pの成功集合に含まれるはずである.しかし,実際にはP∪{←c}にSLD-導出による反駁が存在しない.なぜなら,処理系は最初aを探索し次にbを探索するが,ファクトa;bではaとb個々の成立までは主張できないためである.本体のa;bという記述を許すシステムでも,;によるファクトでの選言はシンタックスエラーとなる.選言的な知識まで扱える処理系には,LovelandのNear-Horn Prologも提案されているが,我々は選言的な知識を複合項として述語or^m(mは述語の引数)に取り込み,これを1個の素論理式と見なす体系を提案し,この体系をOr型知識ベースとよんだ.Or型知識ベースではルールとファクトを,or^m(t_1,…,t_m)←or^n(s_1,…,s_n),…,or^h(r_1,…,r_h). Or^k(t_1,…,t_k).の形式で表す.例えば,or^3(live(a,tobata),live(a,kokura),live(a,moji)).によって「aさんは戸畑,小倉,門司のどこかに住んでいる」ことを表す.以後の議論では,選言的な知識の特徴として次のことを仮定する.(1)or^n(t_1,…,t_n)が真であるとき,任意の複合項の集合 {s_1,…,s_k}に対して,or^<n+k>(t_1,…,t_n,s_1,…,s_k)は真. (2)or^n(t_1,…,t_n)が偽であるとき,任意の複合項の集合{s_1,…,s_k}⊂{t_1,…,t_n}に対してor^k(s_1,…,s_k)は偽.}, pages = {269--270}, publisher = {情報処理学会}, title = {Or型知識ベース : ◇導出の完全性}, volume = {第39回}, year = {1989} }