@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00105949,
 author = {廣井慧 and 河口信夫},
 issue = {3},
 month = {Oct},
 note = {都市域での豪雨が起こす市街地の浸水被害を軽減するためには,浸水の発生箇所やその浸水深のような,浸水状況の情報提供が有効である.浸水状況を知ることで,道路上の危険箇所の歩行やアンダーパスでの車両の水没からの回避が可能になると考えられる.しかし,既存で用いられる水位計は定点観測用途が主であり,観測地点数が限られるため,観測点以外の浸水状況が把握できない.また,豪雨の発生時には浸水の様子を撮影した画像がインターネット上で多数共有されるが,浸水深を検出するためには量水板のように水位と比較可能な目安となる対象物が必要となるため,このような画像から浸水深を知ることが難しい.そこで,市街地における観測点以外の地点での浸水深の把握を目的に,インターネット上から収集した市街地の浸水の様子を撮影した画像を活用して,浸水深を検出する手法を提案する.本手法は,画像に写る人物の大きさと水位を比較し,人への影響に応じて膝以下,股下以下,胸部以下,胸部以上という分類で浸水深を推定することで,目安となる対象物を必要とせず,浸水深の検出を可能にする.提案手法を用いて,過去に市街地で発生した実際の浸水被害における浸水深を検出し,その結果を述べる.},
 title = {浸水被害の画像を用いた市街地における浸水深の検出手法の提案},
 year = {2014}
}