@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00105101, author = {岩波慶一朗 and 新井イスマイル and 田中誠一 and 下原寿々花 and 村田将宏}, book = {マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集}, month = {Jul}, note = {スマートフォンの普及を背景として種々の行動をセンサなどにより記録するライフログが盛んに研究されている.このライフログの中では,ユーザの位置情報を用いて移動の履歴を記録する移動経路ライフログが最も広く使われているが,現在はGPS受信機を用いた手法が主流である.一方で,GPS受信機によって移動経路ライフログを記録するためにはGPS受信機を常時使用する必要があるが,スマートフォンのバッテリー消耗を激しくする.そこで,気圧センサ値を用いてGPS受信機の稼働時間を削減し,補完するような移動経路推定手法を研究している.本稿ではその手法中において高度導出を行う際に誤差の原因となる気圧センサ値のスパイクに対して対処を行った.スパイクを観測した気圧センサのログに対して,移動平均とメディアンフィルタをそれぞれ適用し,スパイクを除去するウィンドウ幅を選定し,検証した.この補正処理においては,日常生活では発生しないと思われる0.5hPa以上の突発的な気圧変化の除去を目指し,移動平均ではウィンドウ幅n=40以上,メディアンフィルタではウィンドウ幅n=7以上に設定することで0.5hPaを超えるスパイクの除去を確認できた.そして,補正後の気圧センサ値において再現性向上を確認でき,基準とした一般的な気圧ロガーとのオフセット誤差補正後における気圧変化量の誤差が効果が高いもので約1.0Pa程度削減されていることを確認した.}, pages = {1620--1626}, publisher = {情報処理学会}, title = {スマートフォン搭載気圧センサを用いた移動経路推定手法における気圧センサ値の評価と補正手法の検討}, volume = {2014}, year = {2014} }