@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00105092,
 author = {中村笙子 and 廣森聡仁 and 山口弘純 and 東野輝夫 and 山口容平 and 下田吉之},
 book = {マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集},
 month = {Jul},
 note = {近年,スマートハウスが実用化されつつあるが,現在のスマートハウスは家庭の電力使用量や太陽光発電の発電量,電気自動車の電池残量などを統合的に把握,可視化することで電力ピークシフトや家庭での省エネルギーを目指すものが多い.一方で,センサデバイスの低価格化とコモディティ化により,家庭内の空調環境(温湿度など)や人々の日常生活行動の検出や記録,解析が可能な環境が整ってきているため,スマートハウスに行動検出,解析の機能を保持させ,適切な行動推薦を行わせることで,居住者に対し,省電力を実現しながら健康管理や家族団らんなど生活全体の質を自然に実現することも可能である.本研究では,従来のスマートハウスで計測されている家電の電力使用量や自家発電量,家庭蓄電池の電力残量といったエネルギー関連の情報に加え,居住者の生活行動習慣を計測,把握し,電力コスト,健康,快適度,家族団らんといった複数の生活質基準をなるべく同時に充足するような生活行動を提示するスマートハウス向けの行動検出・解析・推薦システムの設計と評価について述べる.我々の研究グループで開発している人の高精度トラッキングシステムや温湿度センシングシステム,エネルギーセンシングシステム「ひとなび」を活用し,世帯居住者の行動実施頻度や平均実施時間を蓄積・解析し,その結果を元に,現在の生活習慣から大きく逸脱しない範囲で,電力コスト,健康度,快適度,家族団らん度などの評価基準和を最大とする行動基準を提示する.典型的な世帯の生活行動習慣からの行動推薦を導出し,その有効性を確認している.},
 pages = {1557--1566},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {スマートハウス内センシングを活用した生活行動推薦システム},
 volume = {2014},
 year = {2014}
}