@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00104991,
 author = {田島誠也 and 中下岬 and 篠原雅貴 and 重田航平 and 岩井将行},
 book = {マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集},
 month = {Jul},
 note = {CO<sub>2</sub>濃度が上昇すると,人体に不快感,悪影響をもたらすといわれている.そのため,施設の管理者などは環境衛生上良好な状態を維持するためにCO<sub>2</sub>濃度などを判定する必要があるとして,建築物環境衛生管理基準が定められている.そのような場合,CO<sub>2</sub>センサを搭載した固定型の設置したシステムを構築するのが一般的である.
しかし,固定型センサノードを設置する手法は設置工事のコストや盗難のおそれがある.ユーザ参加型センシングを用いることで,このリスクを解決することができる.ユーザ参加型センシングにおいて広範囲で効率的に調査を行うためには,センシングをいつ行ったか,どこまでの範囲がすでにセンシング済みかなどの情報を,調査員同士が共有・連携して動くことが必要となる.そのためには,調査員向けのモバイルアプリケーション・システムが必要となる.我々はモバイル端末とCO<sub>2</sub>センサを用いて構築したモバイルCO<sub>2</sub>センシングのためのプラットフォームとして,Android端末とCO<sub>2</sub>計測センサを接続しセンシングを行うシリアル通信アプリケーションを開発した.また,サーバ上にデータ共有システムを構築し調査員や調査管理者にリアルタイムの計測情報を整理した形で提供し,モバイル計測ツールとして必要な項目を実装することにより調査員に与えるストレスを軽減・改善することができた.本稿では,著者らが開発したプラットフォームにより調査員に対して与えるストレスをできるだけ少なくし,自動化したシステムを提供できるようになったことを報告する.},
 pages = {853--858},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {リアルタイム情報共有を実現するモバイルCO<sub>2</sub>濃度センシングプラットフォーム},
 volume = {2014},
 year = {2014}
}