@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00104978, author = {江村恵太 and 金岡晃 and 太田悟史 and 面和成 and 高橋健志}, book = {マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集}, month = {Jul}, note = {ユーザの匿名性を担保したまま権限を確認することや暗号化を行うためには,暗号方式と匿名通信プ ロトコルとの融合が必要不可欠である.例えば暗号方式として匿名でユーザの権限を確認する機能を保証 していたとしても,IP アドレス等の通信時の付加情報によりその匿名性が損なわれてしまう.また現在の PKI を利用すると,ユーザの公開鍵 (の証明書) からユーザを特定可能であるため匿名性を担保できない.そこで本論文では,暗号方式 (グループ署名及び ID ベース暗号) 及び匿名通信プロトコル (Simpleproxy ま たは Tor) を利用した暗号化匿名通信プロトコルの提案及びプロトタイプ実装を行い,そのフィージビリ ティを検証する.特に Tor を用いた場合,提案プロトコルを用いた場合と SSL 通信の場合 (また暗号化通 信を行わない場合) とを比較して,大きな差異が見られない.これらの結果から,提案プロトコルが現実的 なコストで暗号化匿名通信を実現できることが示される.なお本論文は著者らが ACM SAC 2014 で発表 した成果に対し,Tor を用いた場合の評価を加えたものである.}, pages = {765--774}, publisher = {情報処理学会}, title = {暗号化匿名通信プロトコルの提案とそのプロトタイプ実装}, volume = {2014}, year = {2014} }