@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00104917,
 author = {村上航大 and 伊藤達哉 and 石原進},
 book = {マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集},
 month = {Jul},
 note = {IEEE 802.11 Distributed Coordination Function (DCF) はフレームの衝突を回避するためにCarrier Sense Multiple Access (CSMA/CA) 方式を用いている.CSMA/CA 方式では,キャリアセンス閾値を適切な値に設定することで無線LAN の空間利用効率を改善することができる.各無線端末のキャリアセンス閾値をフレームの衝突を生じることなく高くすることができるならば,同一時間における送信可能な無線端末数を増加させ,無線LAN 全体のスループットを向上させることができる.2 台のAccess Point (AP) それぞれの近隣に端末(STA) が存在する場合,各STA は近くのAP から強い電力で信号を受信できるため,たとえ2 台のAP が同時に送信したとしても,各STA は正しくフレームを受信することができる.本稿では,STA の位置に応じてAP のキャリアセンス閾値を制御することで無線LAN のスループットを向上させるシステムを提案する.このシステムでは,複数のAP を集約して制御するコントローラを用いる.コントローラにはSTA の位置を取得するために,カメラが備え付けられているため,取得したSTA の位置に応じて,AP に適切なキャリアセンス閾値を与えることができる.シミュレーションにより,IEEE 802.11gAP2 台を50 m 離して配置し,STA をAP から15 m 以内に配置した場合において,提案システムは従来のDCF 方式よりも86% スループットを向上させることが確かめられた.},
 pages = {331--338},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {可視光タグシステムによる端末位置検出とアクセスポイントのキャリアセンス閾値制御による無線LANのスループット向上方法の基礎評価},
 volume = {2014},
 year = {2014}
}