@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00104892, author = {大西亮吉 and 松本真紀子 and 渡部聡彦 and 吉岡顕}, book = {マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集}, month = {Jul}, note = {大災害の発生によりセルラー網が損壊した状況を想定し,被災者のメッセージを車車間のすれ違い通信により伝搬する仕組みを考案した.車載機はスマートフォンなどのユーザ端末からの被災情報の登録や照会へ対応する.車載機同士が出会った際にはお互いの持つ被災情報を共有し,インターネットや情報サーバなどのアクセスポイントを発見した場合は,接続して被災情報をアップロードする.車載機の通信インタフェースは基地局や端末の機能を提供可能なWi-Fi Directを想定し,前述のスマートフォンやアクセスポイントとの接続,複数の車載機同士の接続を可能とする仕様を考案した.また安否確認など,宛先の所在の分からないメッセージが大量に発生することが想定されるため,宛先を指定するセッション指向のエンド間通信ではなく,セッションを不要としデータの複製に基づく方法で設計した.これには保有情報のBloom Filterの共有により,相手の持たない情報を把握して情報共有を効率化する手法も含まれる.Android機器Nexus7を車載機と見なして試作を行い,これらのアイデアが実現可能であることを確認した.また大都市通勤圏の災害を想定して本システムの実用性を評価するためのシミュレーション手法を考案し,簡単な仮説に基づく初期評価を行った.}, pages = {152--158}, publisher = {情報処理学会}, title = {車載Wi-Fiの利用を想定した災害時情報共有手法の検討}, volume = {2014}, year = {2014} }