@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00103078,
 author = {廣井慧 and 仲倉利浩 and 落合秀也 and 井上朋哉 and 山形与志樹 and 河口信夫},
 issue = {2},
 month = {Sep},
 note = {都市域で発生する豪雨は,市街地の浸水を招き,避難者の歩行困難やアンダーパスでの車両の水没等,道路交通に大きな被害を与える.特に中小河川や水路から溢れる水は,一般市町村道のような生活道路の浸水を招く.浸水の発生箇所や浸水深の情報提供は,歩行者や車両の被害軽減に有効であるため,生活道路での浸水の情報提供を実現を目指し,安価で簡易に構築可能な浸水観測ネットワーク FloodEye の開発と実環境での運用を行っている.しかし,豪雨や浸水被害が拡大すると,市街地では停電が発生することが多く,浸水観測やデータ提供の継続が難しい.そこで本研究は,被害拡大後も安定的に運用でき,生活道路の浸水被害軽減に活用できる浸水観測システムの開発を行う.本システムは,豪雨発生前に太陽光から蓄電した電力を活用し,停電時に観測と FloodEye へのデータ伝送をする自律型電源機能をもつ.本システムを実環境に設置して,観測とデータ伝送を行い,連続した降雨日での電力消費量を計測した.この計測結果をもとに,同程度の降雨発生時に安定的な運用を実現するための効率的な電力使用の分析を行う.近傍の降水量や警報の発表状況から推定する被害拡大の可能性,観測結果からの浸水の発生状況を用いた,観測とデータ伝送の制御開始タイミングの決定と時間間隔の最適化の考察結果を述べる.},
 title = {自律型電源を用いた停電時に運用可能な市街地の浸水観測システムの提案},
 year = {2014}
}