@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00103048, author = {福田, 孝作 and 孟, 林 and 熊木, 武志 and 小倉, 武}, issue = {2}, month = {Sep}, note = {近年,情報化社会の進化と共に,FPGA を用いたソフトウェアプロセッサが多く存在し,高性能な組込みプロセッサも求められる.分岐予測はプロセッサ性能向上の有効な手段である.しかし,分岐予測ミスの時に,ミスペナルティも生じる.そのため,分岐予測精度の向上が重要な課題となる.分岐予測は,分岐予測器を用いた分岐方向 (Taken,Not-Taken) の予測と,BTB (Branch Target Buffer) を用いた分岐先のアドレスの予測である.BTB 予測ミスの時に,分岐方向が正しく予測されても,継続して命令をフェッチできないため,プロセッサの性能向上に影響する.現在,我々は既存の BTB を条件分岐命令用 BTB と無条件分岐命令用 BTB に分離し,無条件分岐命令用 BTB を CAM(Content Addressable Memory) で実現する方式を提案し,SimpleScalar により性能向上を確認した.本論文では,FPGA を用いて,回路規模及び,電力評価を行い,BTB の最適化を行う.実験結果から,従来の BTB に無条件分岐用 BTB を 128 エントリ追加することにより,3.12 %の性能向上が得られた.更に無条件分岐用 BTB の更新はローテーション法が有効であると分かった.}, title = {組込みプロセッサ用分離式BTBのFPGA実装と電力評価}, year = {2014} }