@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00102022, author = {角田雅照 and 門田暁人 and 松本健一 and 大岩佐和子 and 押野智樹}, issue = {3}, month = {Jul}, note = {近年,受託開発ソフトウェアは新規の開発が頭打ちの状況に対して,開発済みのソフトウェア資産が増えることに伴い保守の比率が高まり,保守の重要性が高まっている.このため,保守単独で契約を結ぶ場合もある.保守とは,単にソフトウェア出荷後に発見された欠陥を除去することだけを指すのではない.ソフトウェアは利用されているうちに,ビジネス環境の変化により,機能の拡張,修正が必要となる.保守とはそれらの修正も含んだ概念である.本研究では,ソフトウェア保守における作業効率のベンチマークを確立することを試みる.ベンチマークを確立するためには,複数の組織から収集されたプロジェクトのデータ,すなわち企業横断的データを用いて,作業効率に影響する特性を明らかにする必要がある.本研究では,企業横断的データとして,一般財団法人経済調査会によって平成 24 年度に収集された 134 件の事例を用い,作業効率に影響する要因を分析した.作業効率は修正実施プログラム本数 ÷ 作業時間数と定義した.分析では,ベンチマーキングのために,箱ひげ図により各特性の作業効率の分布を示すとともに,開発言語が Java であるかどうか,ツールの制約が強いかどうかが作業効率に影響することを示した.}, title = {作業時間に基づくソフトウェア保守ベンチマーキングの試み}, year = {2014} }