@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00101120, author = {岡本圭右 and 石原進}, issue = {23}, month = {May}, note = {車々間通信を用いて,周辺車両と協調し車両同士の衝突を回避する安全運転支援システムを実現するためには,各車両が周期的に送る自身の位置や速度等を記載したビーコンを受信して周辺車両の状況を把握することが重要である.特に,近接車両間では事故が起きるリスクが高いため,頻繁かつ高精度に周辺車両の位置情報が必要となる.筆者らは簡便な方法で事故リスクに応じたビーコン配信を行うために,与えられたパターンに基づいてビーコンの送信電力を変更する手法を提案している.この手法を用いることで,遠距離に位置する車両に関してはビーコンの到達数は少ないものの事故を回避するためには十分な頻度でビーコンを到達させ,近距離に位置する車両には高頻度にビーコンを到達させることができると期待される.筆者らはこれまでに送信電力パターンによるビーコン受信への影響の評価や他の送信電力制御手法と提案手法の比較を行ってきた.本稿では,今までとは異なる送信電力パターンによるビーコン受信への影響について評価し,また既に提案されているあらかじめ決められた送信電力範囲の中からランダムにビーコン送信電力を決定する手法,送信電力を固定した手法と提案手法を比較し評価を行った.その結果,車両密度に関係なくビーコン送信・受信車両間距離が長い場合に,固定送信電力やランダムにビーコン送信電力を決定する手法に比べて,提案手法は連続してビーコン受信に失敗する頻度が少なくなることを確認した.さらに本稿では,提案手法を用いた場合のビーコンの受信を向上させるために,ランダムにビーコン送信電力を決定する手法と提案手法を組み合わせた手法について検討した.}, title = {車々間通信における周期的なビーコン送信電力増減による事故リスクに応じた車両位置情報通知手法の評価}, year = {2014} }