@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00100198, author = {駒谷昇一}, book = {情報教育シンポジウム2009論文集}, issue = {6}, month = {Aug}, note = {日本経済団体連合会(以下,経団連)は2005年に『産学官連携による高度な情報通信人材の育成強化に向けて』のなかで,国策としての高度な情報通信人材の育成を産学官が連携して育てる必要性があると述べている.この提言で高度で実践的な教育には,企業教員を活用したPBL(Project Based Learning)が効果的である,と紹介されている. 経団連の提言を受けて,2006年度に文部科学省は高度なIT分野のソフトウェア技術者を大学院で育成するための『先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム』(以下,先導的ITプログラム)の公募を実施した.拠点大学院として,筑波大学3,東京大学,名古屋大学,大阪大学,九州大学,慶恵大学の6拠点(現在は8拠点)が選定され,2007年度から授業が実施されている.文部科学省委託事業の『拠点間教材等洗練事業』が2009年1月に実施したPBLに関する調査では,全8拠点においてPBLが実施されていることが分かっている(2009年3月『先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム・シンポジウム』において,筑波大学 駒谷昇一が各拠点でのPBL実施の実態調査結果を報告). PBLは高度で実践的な教育を行う際の効果的な教育手法として,先導的ITプログラムだけでなく大学教育や工業高校などにおいて実践事例が増えつつある. 次章以降ではPBLの特質とそれが教育にどのようなインパクトをもたらすの力を述べる.2章ではPBLがなぜ注目されているのか,3章ではPBLで何を学ぶことができるのかを述べる.4章では筆者が係わっている筑波大大学院におけるPBLの実践事例を紹介し,5章ではPBLを広めるための課題と解決方法について述べる.}, pages = {131--138}, publisher = {情報処理学会}, title = {PBLは教育にどのようなインパクトがあるのか}, volume = {2009}, year = {2009} }