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アイテム
聴覚における寸法知覚と最適末梢系
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/91798
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/91798549e7df1-836d-46a3-95be-244040fbc770
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
Copyright (c) 2013 by the Information Processing Society of Japan
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オープンアクセス |
Item type | SIG Technical Reports(1) | |||||||
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公開日 | 2013-05-04 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | 聴覚における寸法知覚と最適末梢系 | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
キーワード | ||||||||
主題Scheme | Other | |||||||
主題 | 【招待講演】 聴覚の末梢と中枢 | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh | |||||||
資源タイプ | technical report | |||||||
著者所属 | ||||||||
現在,和歌山大学 | ||||||||
著者所属(英) | ||||||||
en | ||||||||
Presently with Wakayama University | ||||||||
著者名 |
入野俊夫
× 入野俊夫
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論文抄録 | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | 本発表では、聴覚末梢系の最適性を追求することから始まり、音源の寸法-形状知覚の特性測定や応用に至る研究の背景と経緯を紹介する。聴覚末梢系のインパルス応答は、時間-スケール表現における最小不確定性を満足する関数として解析的に求められることがわかった。得られた「ガンマチャープ関数」とその後の発展版は、生理実験データや心理物理実験データを良く説明できる関数として広く用いられている。また、この健聴者のみならず難聴者の分析特性を模擬できるばかりでなく、模擬難聴の音を合成することも可能となった。この最適性の背景となる時間-スケール表現の導出アルゴリズムとして、「安定化ウェーブレット-メリン変換」を提案した。この表現は、音響系のスケールすなわち音源の寸法や形状に関して、人間の知覚系で分離抽出処理が行われているという仮説に基づいている。日常生活では、大人と子供の同一発話を、同一内容として認識できると同時に発話者のおおよその寸法もわかるので、直感的には妥当である。そこで知覚処理の精度を測るため、様々な音声における寸法の弁別閾や認識率を、聴覚心理実験を通して明らかにしてきた。さらにこのモデルの工学的な優位性を示すため、話者の声道長の推定や大人子供判別に適用し、従来法に比べて性能が向上することも示してきた。世界の先陣を切って突入した高度高齢化社会における音支援を考える上で、最も重要な聴覚的信号処理の基盤となる技術であると考えている。 | |||||||
書誌レコードID | ||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||
収録物識別子 | AN10438388 | |||||||
書誌情報 |
研究報告音楽情報科学(MUS) 巻 2013-MUS-99, 号 3, p. 1-2, 発行日 2013-05-04 |
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Notice | ||||||||
SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc. | ||||||||
出版者 | ||||||||
言語 | ja | |||||||
出版者 | 情報処理学会 |