WEKO3
アイテム
ゲーム実況動画における動画多画面視聴支援システムの提案
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/79727
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/797275f2c4424-792a-4031-8087-3b09bcd0055f
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
![]() |
Copyright (c) 2011 by the Information Processing Society of Japan
|
|
オープンアクセス |
Item type | Symposium(1) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2011-06-30 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | ゲーム実況動画における動画多画面視聴支援システムの提案 | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
キーワード | ||||||||
主題Scheme | Other | |||||||
主題 | インターネット | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_5794 | |||||||
資源タイプ | conference paper | |||||||
その他タイトル | ||||||||
その他のタイトル | インターネット | |||||||
著者所属 | ||||||||
神奈川工科大学大学院工学研究科 | ||||||||
著者所属 | ||||||||
神奈川工科大学情報学部情報メディア学科 | ||||||||
著者所属 | ||||||||
神奈川工科大学情報学部情報メディア学科 | ||||||||
著者名 |
中野裕太
× 中野裕太
|
|||||||
論文抄録 | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | 1.はじめに 現在,動画共有サービス(ニコニコ動画,YouTubeなど)には,多くのゲーム実況 動画が投稿されている.そして,投稿されている動画の中には,オンライン上で 複数人で対戦できるゲームの実況動画が存在する.更に,オンライン上で複数人 で対戦できるゲームの中には,各プレイヤーのプレイ画面を同時に視聴する方が 面白いゲームがある.例えば,リアルタイムで進行する時間に対応しつつ戦略を 立て対戦するRTS(Real-time Strategy, リアルタイムストラテジー)では,あるプ レイヤーがある戦略をとっているときに,対戦相手である他のプレイヤーがどん な戦略をとっているのかが1つのプレイ画面だけではわからないため,各プレイヤ ーのプレイ画面を同時に視聴することでお互いの戦略が分かるようになり面白く なると考える.また,リアルタイム動画サービス(Ustream.tv,ニコニコ生放送な ど)においても,ゲームの実況 配信をよくみかける.しかし,複数の動画を同時に視聴する機能は動画共有サー ビスやリアルタイム動画サービスにはなく,複数の動画を同時に視聴するには,Web ブラウザを複数使用し視聴しなければならず,動画を再生しているWebブラウザを 配置するのが面倒であったり,操作性が悪いなどの問題点がある.そこで,本研 究では,1つのWebブラウザ上で,複数の動画を同時に視聴することのできるWebア プリケーションを作り,Webブラウザを複数使用し視聴するよりも便利なものにす ることが目的である. 2.問題点の解決策 問題点は以下のとおりである. (1)動画投稿サイトに投稿された動画で複数の動画を同時視聴する場合,投稿者に よって動画を録画してからゲームが始まるまでの時間が違うため,動画の再生同 期がとりづらい. (2)複数の動画を同時視聴するとき,どの動画に注目して視聴すればいいのかわか らない. (3)Webブラウザを複数使用し視聴するのはクライアントの負荷が大きい . (4)複数の動画を視聴するには,Webブラウザを複数使う必要があり,メニューバ ーやツールバーなどがWebブラウザの数だけ表示され邪魔である. 3.解決策 解決策は以下のとおりである. (1)各動画の再生位置を保存することで動画の再生同期を支援する.また,一度保 存した再生位置は他のユーザと共有させる. (2)視聴中の動画で,視聴者数の多い動画を数分おきに自動で推薦する. (3)Flexで実装しクライアントの低負荷を実現する. (4) 1つのWebブラウザ上に複数の動画を表示することで,邪魔なメニューバーや ツールバーなどがWebブラウザ1つ分で済む. 4.提案システム 本システムは,ライブ配信・オンデマンド配信両方の配信機能を実装し,配信さ れている動画を選択し,1つのWebブラウザ上で複数の動画を表示し同時に視聴す ることでき,動画の移動・拡大縮小が可能である.また,YouTubeAPI・UstreamAPI を利用しYouTube・Ustreamの動画の検索と多画面での視聴が可能である.開発言 語として,操作性と表現力に優れいてるWebアプリケーションを構築でき、動画の 再生に優れている Flexを使用している.そして,オンデマンド動画において各動 画の再生位置を保存することで動画の再生同期を支援する機能と,視聴中の動画 で,視聴者数の多い動画を数分おきに自動で推薦する機能を実装予定である. 5.おわりに 現在,問題点の(3)(4)を解決する機能は提案システムに実装済みなので,今後は 問題点(1)(2)を解決する機能を提案システムに実装し,評価実験を行っていく. |
|||||||
書誌情報 |
マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2011論文集 巻 2011, p. 370-373, 発行日 2011-06-30 |
|||||||
出版者 | ||||||||
言語 | ja | |||||||
出版者 | 情報処理学会 |