無線アドホック網のルーティングプロトコル OLSR における経路表作成時間の数理解析手法

• Item type: SIG Technical Reports(1)
• 公開日: 2008-03-05
• タイトル: 無線アドホック網のルーティングプロトコル OLSR における経路表作成時間の数理解析手法
• タイトル / 言語: en
• タイトル: Analytical Method for Routing Table Calculation Time of Ad-hoc Network Routing Protocol, OLSR
• 言語: jpn
• 資源タイプ / 資源タイプ識別子: http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh
• 資源タイプ: technical report
• 著者所属: 神奈川大学大学院理学研究科
• 著者所属: 神奈川大学理学部
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Graduate School, Kanagawa Univ.
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Faculty of Science, Kanagawa Univ.
• 著者名: 川西, 俊之; 紀, 一誠
• 著者名(英): Toshiyuki, Kawanishi; Issei, Kino
• 論文抄録 / 内容記述タイプ: Other
• 論文抄録 / 内容記述: 無線アドホックネットワークのルーティングプロトコルである OLSR の経路表作成時間を時間的に非斉時なマルコフ連鎖の吸収時間として求める数理解析法を示す． OLSR は端末の網内移動が比較的少ないネットワークで用いられ，データ通信を開始する前に経路情報の確立を行う点に特徴がある．OLSR は隣接ノード間の接続情報のみを知らせあう Hello メッセージと，遠隔ノード間の接続情報を知らせる TC メッセージを用いて経路表を作成する．この 2 種類のメッセージは異なる周期をもつ一定時間間隔で送信される．さらに，位置情報の最新化をはかるため，一定時間を過ぎた情報を破棄する仕組みを備えている．本論では，経路表完成状態を吸収状態にもつマルコフ連鎖の吸収時間とし，各端末が情報を持たない状態から経路表が完成するまでの時間を求める． 2 種類のメッセージの送信時点や情報破棄時点ではシステムの状態推移構造が変わるため，時間的に非斉時なマルコフ連鎖を用いる．
• 論文抄録(英) / 内容記述タイプ: Other
• 論文抄録(英) / 内容記述: The OLSR is a routing protocol for Mobile Ad-hoc Networks. The protocol creates routing table in the network layer. We propose a Markovian stochastic model for performance evaluation of the OLSR in this paper. The routing table creation time in the network layer is used as performance measure. We limit the discussion to linear network topology for the simplification. Numeric examples are shown in some scenarios.
• 書誌レコードID / 収録物識別子タイプ: NCID
• 書誌レコードID / 収録物識別子: AN10505667
• 書誌情報: 情報処理学会研究報告数理モデル化と問題解決（MPS）; 巻 2008, 号 17(2008-MPS-068), p. 73-76, 発行日 2008-03-05
• Notice: SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc.
• 出版者 / 言語: ja
• 出版者: 情報処理学会