WEKO3
アイテム
脈波センサを用いた触覚計測手法の提案
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/240182
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/2401829004ffc7-19a0-4cdb-a5e2-66d10fbed9c8
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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2026年6月19日からダウンロード可能です。
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Copyright (c) 2024 by the Information Processing Society of Japan
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非会員:¥660, IPSJ:学会員:¥330, DLIB:会員:¥0 |
Item type | Symposium(1) | |||||||||
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公開日 | 2024-06-19 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 脈波センサを用いた触覚計測手法の提案 | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_5794 | |||||||||
資源タイプ | conference paper | |||||||||
著者所属 | ||||||||||
立命館大学大学院情報理工学研究科 | ||||||||||
著者所属 | ||||||||||
立命館大学大学院情報理工学研究科 | ||||||||||
著者名 |
渡部, 凌
× 渡部, 凌
× 村尾, 和哉
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論文抄録 | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | ウェアラブルデバイスを用いることで環境情報や生体情報を計測することができる.このうち,生体情報である脈波は,腕や脚などの身体部位が握られることにより末梢血管が圧迫されることで血流量が変化することが知られており,身体部位が握られる大きさと脈波の振幅に相関関係があると考える.本研究では,スマートウォッチ・活動量計に搭載されている脈波センサを用いて,前腕に加わる圧力を推定する手法を提案する.提案手法は,前腕を圧迫する前後にユーザから計測された脈波波形における極大値の変化割合から,圧力を推定する学習モデルを作成して加圧された大きさの推定を行う.従来,前腕が握られるなどの触覚情報を取得するには,身体部位に圧力を計測する布を腕に巻き付けて圧力分布を取得するアプローチが一般的であるが,計測用の布を腕に巻き付けることで動作の制約や不快感が生じる問題がある.提案手法を用いることで,圧力分布を取得する際に,ユーザは脈波センサが搭載されているデバイスのみを装着すればよく,腕に圧力を計測する布などを巻く必要がないため,動作制約や不快感を軽減できる.取得された触覚情報は,人間が身体に受けた感覚を記録したり,ロボットやアクチュエータを介して他人に伝えたりすることができるため,言語での表現が困難な感覚や体験を共有することができる.予備実験では,手の平で前腕を加圧し,脈波を計測することによって,前腕への加圧の大きさと脈波の振幅に相関関係があることを示した.その後,提案手法の有効性を評価する実験を5名の被験者で行った.5本指の脈波データを用いてユーザのみのデータを学習した個別評価モデルで評価を行った結果,平均決定係数は0.57,平均MAEは1.60kgとなり,被験者全員のデータを学習した全体評価モデルで評価を行った結果,平均決定係数は0.53,平均MAEは1.97kgとなった.さらに,人差し指のみの脈波データを用いたモデルの個別評価モデルでは平均決定係数は0.46,平均MAEは1.76kgとなり,全体評価モデルでは平均決定係数は0.49,平均MAEは1.66kgとなった. | |||||||||
書誌情報 |
マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2024論文集 巻 2024, p. 491-497, 発行日 2024-06-19 |
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出版者 | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
出版者 | 情報処理学会 |