ファットポインタとメモリプールを用いた柔軟かつ高効率な隔離実行環境のホスト・Enclave 間データ授受手法

• Item type: SIG Technical Reports(1)
• 公開日: 2023-03-16
• タイトル: ファットポインタとメモリプールを用いた柔軟かつ高効率な隔離実行環境のホスト・Enclave 間データ授受手法
• タイトル / 言語: en
• タイトル: A Flexible and Efficient Data Transfer Method between Host and Enclave in Isolated Execution Environments Using Fat Pointers and Memory Pools
• 言語: jpn
• キーワード / 主題Scheme: Other
• キーワード / 主題: ネットワーク
• 資源タイプ / 資源タイプ識別子: http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh
• 資源タイプ: technical report
• 著者所属: 早稲田大学
• 著者所属: 早稲田大学
• 著者所属: 早稲田大学
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Waseda University
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Waseda University
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Waseda University
• 著者名: 山本, 希海; 大森, 侑; 木村, 啓二
• 著者名(英): Nozomi, Yamamoto; Yu, Omori; Keiji, Kimura
• 論文抄録 / 内容記述タイプ: Other
• 論文抄録 / 内容記述: これまで様々な OS の脆弱性が報告されており，秘匿性の高いデータを処理するプログラムの実行環境として，OS の信頼性は不確実なものとなっている．これに対して信頼実行環境の一つである Intel SGX では，Enclave と呼ばれる隔離環境の中で重要なデータを扱うプログラムを実行することで，OS に対する悪性の攻撃などからデータを保護する．しかしながら，アプリケーションのホストと Enclave の間で授受可能なデータ構造は現状では配列のような単純なものに限られており，ポインタを含むデータ構造を扱う場合は高コストなデータのシリアライズ処理を要する．本稿では，ファットポインタとメモリプールを用いることで，ポインタを含むデータ構造について柔軟かつ効率的なデータ授受を可能とする手法を提案する．本手法を用いて vector と list の授受を行ったところ，シリアライズを行った場合と比較してそれぞれ最大で 18.52 倍，19.64 倍の速度向上が得られた．
• 書誌レコードID / 収録物識別子タイプ: NCID
• 書誌レコードID / 収録物識別子: AA12149313
• 書誌情報: 研究報告組込みシステム（EMB）; 巻 2023-EMB-62, 号 2, p. 1-6, 発行日 2023-03-16
• ISSN / 収録物識別子タイプ: ISSN
• ISSN / 収録物識別子: 2188-868X
• Notice: SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc.
• 出版者 / 言語: ja
• 出版者: 情報処理学会