変分量子回路を用いたマルコフ連鎖モンテカルロ法の高速化

• Item type: SIG Technical Reports(1)
• 公開日: 2023-03-06
• タイトル: 変分量子回路を用いたマルコフ連鎖モンテカルロ法の高速化
• 言語: jpn
• 資源タイプ / 資源タイプ識別子: http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh
• 資源タイプ: technical report
• 著者所属: 大阪大学基礎工学研究科
• 著者所属: 大阪大学量子情報・量子生命研究センター
• 著者所属: 大阪大学基礎工学研究科／大阪大学量子情報・量子生命研究センター
• 著者所属: 大阪大学基礎工学研究科／大阪大学量子情報・量子生命研究センター／理化学研究所量子コンピュータ研究センター
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Graduate School of Engineering Science, Osaka University
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Center for Quantum Information and Quantum Biology, Institute for Open and Transdisciplinary Research Initiatives, Osaka University
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Graduate School of Engineering Science, Osaka University / Center for Quantum Information and Quantum Biology, Institute for Open and Transdisciplinary Research Initiatives, Osaka University
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Graduate School of Engineering Science, Osaka University / Center for Quantum Information and Quantum Biology, Institute for Open and Transdisciplinary Research Initiatives, Osaka University / Center for Quantum Computer, RIKEN
• 著者名: 中野, 裕一郎; 箱嶋, 秀昭; 御手洗, 光祐; 藤井, 啓祐
• 論文抄録 / 内容記述タイプ: Other
• 論文抄録 / 内容記述: ボルツマン分布からのサンプリングは統計物理を始めとして多くの応用を持つ重要なタスクである．サンプリングには一般的にマルコフ連鎖モンテカルロ法が用いられるが，提案分布によって収束速度は大きく左右されるため，効率的な提案分布の生成は重要な課題である．このような問題に対して，2022 年に Layden らによって量子強化マルコフ連鎖モンテカルロ法が提案され，提案分布からのサンプリングに量子回路を使用することで，NISQ デバイスでも実行可能な量子アルゴリズムを実現した．しかし，ここで用いられた量子回路は量子アニーリングを模したハミルトニアンの時間発展であり，回路深さの増大や，収束速度を向上させるパラメータの選択方法が不明などの課題がある．本研究では，量子強化マルコフ連鎖モンテカルロ法に対して，変分量子回路を適用し，最適化を行うことで，回路深さの増大を抑制しつつ収束速度の向上を図った．
• 書誌レコードID / 収録物識別子タイプ: NCID
• 書誌レコードID / 収録物識別子: AA12894105
• 書誌情報: 研究報告量子ソフトウェア（QS）; 巻 2023-QS-8, 号 31, p. 1-7, 発行日 2023-03-06
• ISSN / 収録物識別子タイプ: ISSN
• ISSN / 収録物識別子: 2435-6492
• Notice: SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc.
• 出版者 / 言語: ja
• 出版者: 情報処理学会