Item type |
SIG Technical Reports(1) |
公開日 |
2020-03-09 |
タイトル |
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タイトル |
インタラクティブ・エージェントの語彙セットに対する概念空間の割り当て手法の検討 |
言語 |
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言語 |
jpn |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
データ構築とプログラミング |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh |
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資源タイプ |
technical report |
著者所属 |
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Microsoft/お茶の水女子大学 |
著者所属 |
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Microsoft |
著者所属 |
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Microsoft |
著者所属 |
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お茶の水女子大学 |
著者所属 |
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Microsoft |
著者名 |
佐藤, 真知子
和家, 尚希
笹渕, 一宏
中村, 美奈子
池内, 克史
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論文抄録 |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
テキストに内在するリズムをいかに身体性に翻訳するかという問いは,対話をコミュニケーションの主軸とするインタラクティブ・エージェント研究の,新たな展開を示すように思われる.特に近年では,文字データを用いたリアルタイムコミュニケーションである,チャットのやり取りを採用した会話エンジンに注目が集まっている.一般に,会話エンジンから何らかのジェスチャーを生成するためには,文字データの内容を表現する何らかの概念空間を定義することが有効だと考えられる.しかしながらチャットの会話エンジンについては,どういったテキストの分類法が適しているかは明らかではない.そこで本研究では,インタラクティブ・エージェントの例として,女子高生のパーソナリティをもつ会話エンジン「りんな」の語彙セットを取り上げ,そこに手動および自動により概念空間を割り当てる手法について論じる.会話エンジンは,「あざます!」や「卍」といった,きわめて短い文を含む.このような数単語程度の短い文には,自然言語処理を基盤とした自動手法による分類法では,対応できない可能性があった.そこで本研究では,チャット文章を概念別に分類する際,自動手法は手動手法より相対的に劣るという仮説を立て,両手法で得られる概念クラスタを比較検討した.両手法で得られたクラスタを比較した結果,定量的観点から大きな差は見られなかったが,定性的観点から,自動手法の限界が 3 点存在することが明らかになった.すなわち,(1) 記号・シンボルに関する意味論レベルでの限界,(2) 俗語・新語・流行語に関する意味論レベルでの限界,(3) 語用論レベルでの限界,である.これらの問題は,短い文章で意図を伝達するチャット文章には,抽象度が高い用語やシンボルが多用される性質があることに起因すると考えられる.問題解決の方策として,手動手法による概念空間の割り当てと,自動手法によるテキストの概念空間へのマップとを組み合わせるというアプローチが考えられる.今後はこの知見を反映させた,「りんな」のジェスチャー生成システムを開発することを目指したい. |
書誌レコードID |
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収録物識別子タイプ |
NCID |
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収録物識別子 |
AA1221543X |
書誌情報 |
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻 2020-HCI-187,
号 6,
p. 1-8,
発行日 2020-03-09
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ISSN |
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収録物識別子タイプ |
ISSN |
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収録物識別子 |
2188-8760 |
Notice |
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SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc. |
出版者 |
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言語 |
ja |
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出版者 |
情報処理学会 |