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アイテム
Madoop: MapReduceとWebAssemblyを用いたWebブラウザベース分散処理フレームワーク
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/191084
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/19108441927390-45b6-4a5a-88d9-5f931457421c
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
Copyright (c) 2018 by the Information Processing Society of Japan
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オープンアクセス |
Item type | Symposium(1) | |||||||||||
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公開日 | 2018-08-29 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | Madoop: MapReduceとWebAssemblyを用いたWebブラウザベース分散処理フレームワーク | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_5794 | |||||||||||
資源タイプ | conference paper | |||||||||||
著者所属 | ||||||||||||
大阪大学 | ||||||||||||
著者所属 | ||||||||||||
大阪大学 | ||||||||||||
著者所属 | ||||||||||||
大阪大学 | ||||||||||||
著者名 |
松尾, 裕幸
× 松尾, 裕幸
× 柗本, 真佑
× 楠本, 真二
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論文抄録 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | 自由参加型の分散処理パラダイムである従来の VC : Volunteer Computing を Web ブラウザ上に拡張した,BBVC : Browser-Based Volunteer Computing というアイデアが登場している.BBVC では,コードを埋め込んだページにブラウザからアクセスするだけで参加可能という手軽さに加え,世界中のインターネットユーザが対象になるという凄まじい潜在能力が存在する.しかしながら,BBVC には幾つかの課題が存在する.課題の一つ目に分散処理プログラムの開発容易性の低さが挙げられる.分散処理の実現には,入力データの適切な配信やクライアント間の同期など様々な事柄を考慮しなければならず,開発容易性を下げる一因となっている.課題の二つ目に実行時性能の低さが挙げられる.BBVC ではその特性上 JavaScript で処理を行うが,JavaScript は実行時にソースコード解析を必要とするため,コンパイラ型言語と比べて性能が低く数値計算には向いていない.本稿では,これらの課題の解決を目的とした新しい BBVC フレームワーク Madoop を提案する.Madoop では MapReduce と WebAssembly をもちいることで,開発容易性の確保と実行時性能の改善を実現する.また評価実験として,提案手法を道いて実際に分散処理を実行し,実行時間の長さを計測,比較することで,従来手法からの性能の改善度合いを確かめる.実験の結果,最も性能が向上した実験対象では,実行時間の長さが 60% 以上改善した. | |||||||||||
書誌情報 |
ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2018論文集 巻 2018, p. 221-228, 発行日 2018-08-29 |
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出版者 | ||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
出版者 | 情報処理学会 |