Item type |
SIG Technical Reports(1) |
公開日 |
2017-01-16 |
タイトル |
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タイトル |
2者間インタラクションにおける痛みに対する生理反応の収束プロセス |
タイトル |
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言語 |
en |
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タイトル |
Convergence of physiological responses for pain under face-to-face interaction |
言語 |
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言語 |
jpn |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
生体情報 |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh |
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資源タイプ |
technical report |
著者所属 |
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早稲田大学 |
著者所属 |
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東京大学 |
著者所属 |
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早稲田大学 |
著者所属(英) |
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en |
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Waseda University |
著者所属(英) |
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en |
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The University of Tokyo |
著者所属(英) |
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en |
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Waseda University |
著者名 |
村田, 藍子
亀田, 達也
渡邊, 克巳
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著者名(英) |
Aiko, Murata
Tatsuya, Kameda
Katsumi, Watanabe
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論文抄録 |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
誰かが痛みを受ける場面を観察することで,自分が痛みを感じたときと類似の神経活動や生理反応が生じることが知られている.こうした現象は情動伝染と呼ばれ,マウスやラットとも共通する原初的な反応であると考えられている.また,マウスにおいて,二個体が同時に痛みを受ける場面で,痛みに対する身体表出が相互の反応に影響を受けて増減することが示されている [1] ことから,情動伝染は双方向的に影響を与えるものであると考えられる.しかし,こうした双方向的な情動伝染を示す証拠は主に身体表出に基づくものであり,情動の直接的な指標である不随意的な生理反応がどのような影響を受けているのかについては十分に検討されてこなかった.本研究では,二人の参加者が同時に痛みを与えられた際の生理反応を計測することで,双方向的に情動伝染が生じるメカニズムを検討した.実験では,対面した二人の参加者の前腕部に,同時に湯で熱したアルミ棒を繰り返し提示し,刺激に対する自律神経系の生理反応として指尖容積脈波を計測した.二人にそれぞれ同強度の刺激を提示した条件では,刺激の強度に応じて脈波の反応が大きくなったのに対し,異なる強度の刺激を提示した条件では,実際の刺激強度に関わらず,高温刺激を受けた参加者と低温刺激を受けた参加者との間で脈波の反応に差が見られなかった.ここから,マウスで確認された双方向的な情動伝染が,人間でも不随意の生理反応のレベルで生じることが明らかになった.また,前半の試行では二人の参加者の脈波の同期は確認されなかったが,後半の試行で二人の脈波が同期していたことから,相互作用を繰り返す中で次第に互いの反応から影響を受けあうようになるというプロセスが明らかになった. |
書誌レコードID |
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収録物識別子タイプ |
NCID |
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収録物識別子 |
AA1221543X |
書誌情報 |
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻 2017-HCI-171,
号 4,
p. 1-6,
発行日 2017-01-16
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ISSN |
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収録物識別子タイプ |
ISSN |
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収録物識別子 |
2188-8760 |
Notice |
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SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc. |
出版者 |
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言語 |
ja |
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出版者 |
情報処理学会 |