クラウドソーシングを用いた機械翻訳適応文作成における複数翻訳機の効果の検証

• Item type: SIG Technical Reports(1)
• 公開日: 2017-01-13
• タイトル: クラウドソーシングを用いた機械翻訳適応文作成における複数翻訳機の効果の検証
• 言語: jpn
• キーワード / 主題Scheme: Other
• キーワード / 主題: グループウェア応用
• 資源タイプ / 資源タイプ識別子: http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh
• 資源タイプ: technical report
• 著者所属: 和歌山大学大学院システム工学研究科
• 著者所属: 大阪工業大学情報科学部
• 著者所属: 和歌山大学システム工学部
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Guraduate School of System Engineering, Wakayama University
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Faculty of Information Science and Technology, Osaka Institute of Technology
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Faculty of Systems Engineering, Wakayama University
• 著者名: 山本, 里美; 福島, 拓; 吉野, 孝
• 論文抄録 / 内容記述タイプ: Other
• 論文抄録 / 内容記述: クラウドソーシングを用いた多言語データの収集の研究は多く行われている．現在，我々は，クラウドソーシング上の単言語話者を用いた用例対訳作成手法に関する研究を行っている．用例対訳とは，医療分野などの正確な情報の共有が求められる現場における，多言語間コミュニケーションに用いられる多言語の対のことである．これまでの実験により，クラウドソーシング上の単言語話者に機械翻訳文の評価と訂正を依頼することで，単言語話者であっても一部の用例について正確な対訳作成が行えることがわかった．しかし，翻訳対象の用例によって機械翻訳の精度に差があり，すべての用例について対訳作成を行うことは困難である．そこで，低精度な機械翻訳文への対応として，原文をもとに適切な機械翻訳が行えるような機械翻訳適応文を作成し，クラウドソーシングを用いた用例対訳作成に用いることによって訂正精度を向上させる手法を提案した．機械翻訳適応文を用いた用例対訳作成実験において訂正精度向上の効果は見られなかった．これは，翻訳文と折り返し翻訳文での翻訳精度に不一致があったためであると考えられる．本稿では，この翻訳精度の不一致に対応するために，機械翻訳適応文作成タスクにおいて複数の翻訳機を用いる手法を提案し，複数の翻訳機を用いる効果の検証実験を行った．検証の結果，機械翻訳適応文作成タスクに複数の翻訳機を用いることで，約 97% の原文において，原文の意味を推測しやすい機械翻訳文が作成できることを明らかにした．
• 書誌レコードID / 収録物識別子タイプ: NCID
• 書誌レコードID / 収録物識別子: AA12628327
• 書誌情報: 研究報告コンシューマ・デバイス＆システム（CDS）; 巻 2017-CDS-18, 号 49, p. 1-7, 発行日 2017-01-13
• ISSN / 収録物識別子タイプ: ISSN
• ISSN / 収録物識別子: 2188-8604
• Notice: SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc.
• 出版者 / 言語: ja
• 出版者: 情報処理学会