最適化出力を生成する構造的FORTRANプリプロセッサ

• Item type: Journal(1)
• 公開日: 1985-01-15
• タイトル: 最適化出力を生成する構造的FORTRANプリプロセッサ
• タイトル / 言語: en
• タイトル: A Structured FORTRAN Preprocessor which Generates Optimized Output
• 言語: jpn
• キーワード / 主題Scheme: Other
• キーワード / 主題: 論文
• 資源タイプ / 資源タイプ識別子: http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
• 資源タイプ: journal article
• 著者所属: 福井大学工学部情報工学科
• 著者所属: 福井大学工学部情報工学科
• 著者所属: 福井大学工学部情報工学科
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Department of Information Science, Faculty of Engineering, Fukui University
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Department of Information Science, Faculty of Engineering, Fukui University
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Department of Information Science, Faculty of Engineering, Fukui University
• 著者名: 都司, 達夫; 池羽田, 篤; 渡辺, 勝正
• 著者名(英): Tatsuo, Tsuji; Ikebata, Atsushi; Katsumasa, Watanabe
• 論文抄録 / 内容記述タイプ: Other
• 論文抄録 / 内容記述: 構造的FORTRANプログラムは従来のプリプロセッサにより通常1パスで標準的なFORTRANプログラムに変換される.この場合の問題点は構造化文の変換のためにプリプロセッサが多くの冗長なcontinue文およびgoto文を生成することである.このことは (1)変換後のプログラムが非常に読みにくい (2)プログラム格納に要するファイルサイズの肥大 (3)FORTRANコンパイラおよびプログラムそのものの実行時間の増大 といった生産性の低下やプログラムの質の低下を招きうる.筆者らの知る範囲では従来のプリプロセッサはほとんど このような冗長度を伴う1パスの方法で作られていると考えられる.本論文では 基本的に1パスでこれらの冗長性を抑制した最適化出力を生成するためのプリプロセッサの方式を新しく提案した.さらに この方式に従って 構造的FORTRAN言語の一つであるWestranを対象としてプリプロセッサを作成し 従来の方法によるプリプロセッサと比較して 種々の評価を行った.この結果 ユーザから見た処理系の実行時間である"プリプロセス時間+FORTRANコンパイル時間"は 従来の1パス処理に比して むしろ速くなることを確認した.すなわち 冗長な文のファイル入出力を抑制することは 両方の時間の減少に有効であり これは最適化のための時間的なオーバヘッドを十分補償しているためである.
• 書誌レコードID / 収録物識別子タイプ: NCID
• 書誌レコードID / 収録物識別子: AN00116647
• 書誌情報: 情報処理学会論文誌; 巻 26, 号 1, p. 121-129, 発行日 1985-01-15
• ISSN / 収録物識別子タイプ: ISSN
• ISSN / 収録物識別子: 1882-7764