Item type |
Symposium(1) |
公開日 |
2015-11-20 |
タイトル |
|
|
タイトル |
心拍変動を用いた認知能力逐次推定手法 |
言語 |
|
|
言語 |
jpn |
資源タイプ |
|
|
資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_5794 |
|
資源タイプ |
conference paper |
著者所属 |
|
|
|
日本電信電話株式会社NTTサービスエボリューション研究所 |
著者所属 |
|
|
|
日本電信電話株式会社NTTサービスエボリューション研究所 |
著者所属 |
|
|
|
日本電信電話株式会社NTTサービスエボリューション研究所 |
著者所属 |
|
|
|
日本電信電話株式会社NTTサービスエボリューション研究所 |
著者所属 |
|
|
|
日本電信電話株式会社NTTサービスエボリューション研究所 |
著者名 |
角田, 啓介
千葉, 昭宏
千明, 裕
吉田, 和広
水野, 理
|
論文抄録 |
|
|
内容記述タイプ |
Other |
|
内容記述 |
本稿では,オフィスワーカをはじめとする知的労働者の認知能力を,検査等による作業中断や多数のセンサの装着を伴わず,低侵襲に逐次推定する方法について述べる.従来,知的労働者の認知能力の測定には,主観評価や,Adsvanced Trail Making Test (ATMT) をはじめとする検査が用いられてきたが,これらの測定手法は労働者に作業中断を強いるため,実労働環境に導入し,認知能力を常時モニタリングした上でそれに基づいてワークスタイルの改善を促すようなユースケースの実現は困難であった.そこで我々は,単一センサから常時測定可能な心拍変動を用いた認知能力推定手法を検討しているが,従来手法では,ある作業期間におけるユーザの相対的な認知能力変化を,当該作業期間の終了時に推定することしかできず,作業中に認知能力を逐次推定し,結果を逐次フィードバックする,あるいは認知能力の推定結果を他のユーザと比較するようなユースケースは実現できなかった.本稿では,実験によって得られたデータより心拍変動と認知能力の関係や特徴を考察した上で,数分間測定した心拍変動より,他ユーザと比較可能な認知能力を逐次推定する手法を提案する.本稿で得られた知見は以下のとおりである.(1) 認知能力と心拍変動の水準は被験者によって大きく異なり,同一被験者であっても日によって変化し得る.(2) 認知能力と心拍変動の間には相関があり,かつそれは心拍変動特徴量の水準によって変化し得る.(3)2 の知見を用いた認知能力逐次推定手法を実測したデータに適用した結果,単一時間窓 (5 分間) に測定した心拍変動特徴量より,実測データとの高い相関 (相関係数r≧0.8) を持ち,かつ他ユーザと比較可能な認知能力推定値を算出することができる.以上の知見を応用することで,作業中のユーザに対し,彼らの認知能力を低侵襲に逐次推定した上で,その結果を逐次フィードバックし,他ユーザと比較して過負荷な状態である場合はその旨を知らせる,あるいは適切な休憩タイミングや作業スケジュールの最適化を促すことができ,知的労働者の生産性向上と過労防止への貢献が期待できる. |
書誌情報 |
ワークショップ2015 (GN Workshop 2015) 論文集
巻 2015,
p. 1-10,
発行日 2015-11-20
|
出版者 |
|
|
言語 |
ja |
|
出版者 |
情報処理学会 |