WEKO3
アイテム
BAT(バルクアクセス・トランザクションを用いたデータウェアハウスの構築
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/129679
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/129679c88b7f08-e688-41f0-a2d1-919e91cd8638
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
![]() |
|
Item type | National Convention(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 1996-03-06 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | BAT(バルクアクセス・トランザクションを用いたデータウェアハウスの構築 | |||||
タイトル | ||||||
言語 | en | |||||
タイトル | Building DataWarehouses by Bulk-Access Transactions. | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_5794 | |||||
資源タイプ | conference paper | |||||
著者所属 | ||||||
電気通信大学大学院情報システム学研究科 | ||||||
著者所属 | ||||||
電気通信大学大学院情報システム学研究科 | ||||||
著者所属(英) | ||||||
en | ||||||
The Univ.Of Electro-Communications | ||||||
著者所属(英) | ||||||
en | ||||||
The Univ.Of Electro-Communications | ||||||
論文抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 最近、並列データベースシステムの主要な応用としていわゆるデータウェアハウスや仮想企業向けのデータセンタが注目されている。一般にデータセンタとげ図1のような構成を持ち、次のような用途を狙ったデータベースシステムである。すなわち:・自律分散的に活動している参加メンバ達から構成された組織において、その系全体に関する大域的な情報を記述するデータベース(図1のDBG)が一つのデータベースシステムに集中管理されており、各メンバからはその行動記録データ(ログ)や要求データがデータセンタへ(ログファイルを使ったバッチ処理として)報告される。データセンタはこのデータに基づいてDBGの最新性や一貫性、的確さを維持する。ログデータ自体もDBGの一部(図1のLOGDB)としてデータセンタに蓄積される。・各メンバはバッチ(またはオンライン)・トランザクションをデータセンタで実行してDBGとLOGDBを用いた情報分析・加工を行ない、それによって行動する。現在、データセンタに集めたデータベース利用形態(いわゆるデータウェアハウス)としてはログを蓄積しメンバから問い合わせを行なう応用(OLAP)が中心である。しかし大域的な情報をデータセンタに維持・活用するという観点からいうと、次のように情報分析と更新処理を併せた利用法も有用である: (1)系全体に関する推定モデルをDBGとして維持し、メンバからのログ報告に応じてDBGを適切に更新する場合。→ (事例1) 例えば、図1を「分散してマーケティング活動を行なっている店舗群のデータセンタ」とし、そこに「全地域にまたがったグローバルな時間・地域・品目・客層別の顧客需要量分布の推定モデル」をDBGとして集中管理する、という利用形態が考えられる。(DBGとしては適切な履歴データ集合を用いる。)こうした大域的な推定モデルがデータセンタにあると組織の戦略決定に有用である。この利用法では、DBG(推定モデル)の適切さを維持することが重要であるが、そのためには、各店舗メンバは自分の売り上げログデータを定期的にバッチ処理としてデータセンタへ報告し、同時にこのログを元にDBGの一部をより的確・最新なものへと修正していく必要がある。(各メンバの自律性を保つため、このDB処理はメンバごとに別々の処理単位として並行実行される。) (2)系全体のグローバルな現在状態をDBG (図1)として管理し、その最適性を系の変化に応じて維持する場合。→(事例2) 図1が在庫センタを地域別に分散させた物流システムのデータセンタとし、そこに全地域にわたる在庫データや出荷可能データの現在値をDBGとして集中管理するような場合である。このとき、在庫管理メンバを複数個用意し、各々が(定期的なバッチ処理として)自分の推定データに基づいてDBGのある領域の最適在庫量を管理すると、DBG(在庫データ)全体の最適性が自律分散的に維持できる。このように、「仮想組織の大域的な現在状態データ、推定モデル、ログデータをDBGとしてデータセンタに集中管理しその最適性をメンバごとに自律分散的に維持する」という枠組を使うと自律分散型組織に適したデータウェアハウスが実現できる。本稿ではこの枠組を仮想組織向けデータウェアハウスのモデルとして提案し、その実装方法を述べる。 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN00349328 | |||||
書誌情報 |
全国大会講演論文集 巻 第52回, 号 データベース, p. 161-162, 発行日 1996-03-06 |
|||||
出版者 | ||||||
言語 | ja | |||||
出版者 | 情報処理学会 |