2024-03-28T19:39:57Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:002197812023-11-14T00:51:14Z06164:06165:06640:11008
攻撃タイミングの誤差を許容する短時間通信向けLow-rate DoS攻撃の提案jpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00219672/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=219781&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2022 by the Information Processing Society of Japan公立はこだて未来大学大学院システム情報科学研究科公立はこだて未来大学システム情報科学部公立はこだて未来大学システム情報科学部京都橘大学工学部久末, 瑠紅稲村, 浩石田, 繁巳中村, 嘉隆近年,マイクロサービスアーキテクチャの普及や通信速度の向上により,対話型トランザクションなどで発生する短時間転送が多く行われている.これに伴い,短時間転送に対する安全性の提供が要求されている.サイバー攻撃の 1 つとして,パルス形状の攻撃トラフィックを用いることで平均帯域利用率が低い Low-rate DoS(LDoS)攻撃が議論されている.LDoS 攻撃に関する既存研究では,FTP などを用いた大容量のデータ転送時に発生する長時間転送を攻撃対象としていた.LDoS 攻撃はパルス形状の攻撃トラフィックを用いるため,転送時間が短い場合には攻撃パルスが攻撃対象トラフィックと衝突する確率が低くなる事が想定される.本研究では,gRPC を用いた短時間で転送が終了する短時間通信を攻撃対象とし,LDoS 攻撃の 1 つである Shrew 手法を用いた攻撃手法の実現性を示す.短時間転送に対するShrew 手法では,攻撃対象のトラフィックと攻撃トラフィックとの時間差,すなわち攻撃タイミングの誤差が与える影響が大きいことから,この誤差が存在する場合の攻撃効果を高める手法として初期パルス幅拡大 Shrew 手法を提案し,攻撃開始タイミングの誤差許容性能が向上可能であることを示した.マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集2022149715042022-07-062022-08-25