2024-03-29T09:08:36Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:002140042023-04-27T10:00:04Z01164:04061:10490:10718
記憶性を高める空間音響を用いた通知システムの提案~情報の受け取りに適した角度の調査~jpn身体・感覚http://id.nii.ac.jp/1001/00213896/Technical Reporthttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=214004&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2021 by the Information Processing Society of Japan筑波大学情報理工学位プログラム筑波大学システム情報系飯塚, 陸斗川口, 一画人々は PC やスマートフォン等のデバイスから画面上のポップアップや音,振動を用いた通知を介して情報を受け取る.ここで音による通知は視覚情報が占有される作業を行っている際に,その妨げになりにくいという特徴を持つ.既存の研究では,音による通知が行われた際に,それがどのような情報を示すかを直感的に理解させるため,弁別性・学習性が高い音響設計を実現することに焦点を当てた調査が行われてきた.これに対し,本研究では音の通知が作業下において利用されることを想定し,記憶性を高める設計を明らかにすることを目的とする.この目的を達成するために,本研究では空間音響を用いた通知システムを提案する.提案手法において,情報に応じて音が聞こえてくる方向が異なることにより,音の高さや音色,大きさだけでなく,方向といった空間的性質から情報を受け取ることができ,それにより記憶性が高まると考えられる.本論文では,提案するシステムにおける設計のための予備的な調査として,一般的な頭部伝達関数を用いて,より明確に角度の弁別が可能な音源配置を調査するための実験を行った.実験の結果,頭の正面方向,および両耳を結んだ直線の延長線上にグリッド状に配置することで音の空間的性質を知覚しやすくなることが明らかになった.AA11838947研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI)2021-UBI-7247182021-11-232188-86982021-11-19