2024-03-29T03:23:28Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:002115332023-04-27T10:00:04Z01164:05064:10547:10607
両耳間時間差・音圧差の相互作用による音像の分離知覚の検知限Detection limit of sound images spatially split by interaction of interaural time and level differencejpn研究紹介http://id.nii.ac.jp/1001/00211427/Technical Reporthttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=211533&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2021 by the Information Processing Society of Japan富山県立大学工学部富山県立大学工学部富山県立大学工学部富山県立大学工学部酒井, 翼森川, 大輔モクタリ, パーハム平原, 達也ヒトは音色が同じ音であっても,音の到来方向の違いによって生じる両耳間時間差 (ITD) や両耳間音圧差 (ILD) を利用することで,音像を 2 つ以上に分離させて知覚することができる.しかし,その検知限と ITD と ILD が同時に作用する条件での音像の分離知覚がどのように生じるかはまだ明らかでない.そこで本稿では,ITD または ILD と,それらの相互作用によって生じる音像の分離知覚の検知限を明らかにするために,刺激音信号に ITD または ILD を与える条件と,頭部伝達関数を用いてバイノーラル信号を合成した条件の分離知覚実験を行った.その結果,ITD と ILD が同時に作用する場合の分離知覚には,ITD が与える影響が大きいと示唆された.AN10438388研究報告音楽情報科学(MUS)2021-MUS-13124132021-06-112188-87522021-06-09