2024-03-19T23:00:47Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:002068672023-04-27T10:00:04Z01164:03206:10167:10326
環境照明下におけるImageworksライティングモデルを用いた材質のリアルタイムレンダリング(2020年08月20日版)Real-time Material Rendering with Imagework Lighting Model under Environment Lighting (version 2020/08/20)jpnレンダリングhttp://id.nii.ac.jp/1001/00206767/Technical Reporthttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=206867&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2020 by the Information Processing Society of Japan株式会社スクウェア・エニックス株式会社スクウェア・エニックス溝口, 智博Kitti, Vongsay本研究の目的は,Imageworks ライティングモデルを用いた材質を環境照明下で高速に描画する実装方法を提案し,リアルタイムアプリケーションで利用可能とすることである.このライティングモデルは金属と非金属のエネルギー保存則を完全に満たす材質を効率的に描画するためのモデルであり,主に映像制作の分野で用いられているが環境照明を計算するために重点的サンプリング法を用いると計算コストが高いという課題がある.そこで本稿では,まず Imageworks ライティングモデルに Split Integral 法を組み込み,事前に作成したテーブルデータを用いることで環境照明の計算を高速化する.さらに本稿ではエネルギー保存則を満たした上でこのテーブルデータのサイズを削減するために新たな関数を導入する.この関数と削減したテーブルデータは Imageworks ライティングモデルにも適用するが,これによって改善された Imageworks ライティングモデルは半導体のエネルギー保存則も満たすことができるようになる.最後に重点的サンプリング法と Split Integral 法との描画結果と計算時間の違いを示すことで,リアルタイムアプリケーションでも環境照明下で Imageworks ライティングモデルを利用できることを示す.AN10100541研究報告コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学(CG)2020-CG-1791132020-09-122188-89492020-09-07