2024-03-29T00:46:38Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:002041402023-04-27T10:00:04Z01164:03027:09930:10125
掌上装着魚眼カメラを用いたフリーハンドARのための手指姿勢推定jpnインタフェースhttp://id.nii.ac.jp/1001/00204045/Technical Reporthttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=204140&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2020 by the Information Processing Society of Japan関西学院大学大学院理工学研究科関西学院大学大学院理工学研究科丸山, 裕介河野, 恭之本研究では,ユーザの掌に魚眼カメラを装着しその手の指先を検出することで逆運動学的に手指の自然な姿勢を推定する.手指を屈曲させる際,手指の各関節を任意に動作させることは困難でありそれぞれの関節が従属的に動作すると考えると,ある関節の屈曲角が定まれば他の関節に関しても屈曲角が一意に定まる.そのため魚眼カメラに対する指先の位置さえ決まれば各関節の屈曲角を逆運動学的に推定できる.本研究ではこの関節間の特性を依存関係と呼び,魚眼カメラを用いて検出した指先位置と関節間の依存関係を利用することで手指姿勢を逆運動学的に推定する.本手法がユーザに与える制約は指先を検出するための魚眼カメラの装着のみであり,ユーザの位置や手の可動範囲を制限しない.そのため本システムを利用することで直感的な操作ができ,かつ没入感のあるハンズフリーな AR・VR システムを実装できると考えられる.本研究ではシステムの実装に加え,母指のみ依存関係の導出を行った.先行研究にて提案された依存関係を本手法に適用して手指姿勢を推定し,同時に光学式モーションキャプチャを用いて各関節の屈曲角を計測して誤差を算出する実験を行った.実験の結果から,母指に対する依存関係の整合性が低いことを確認できた.母指のみ依存関係を新たに導出し実験を行ったところ,より整合性の高い依存関係が導出できたことを確認した.AA1221543X研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)2020-HCI-18724182020-03-092188-87602020-03-05