2024-03-29T23:35:59Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:002030482024-03-29T05:26:34Z01164:04402:10098:10100
ゲーム理論に基づくSNSモデルにおける交友関係の変化がもたらすフリーライダーの戦略変化に関する分析jpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00202954/Technical Reporthttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=203048&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2020 by the Information Processing Society of Japan早稲田大学基幹理工学部情報理工学科早稲田大学基幹理工学研究科情報理工情報通信専攻早稲田大学基幹理工学研究科情報理工情報通信専攻岡崎, 竜也三浦, 雄太郎菅原, 俊治本研究では,メタ報酬ゲームにおける共進化ゲームを用いた SNS モデルにおいて,友人関係の変化に着目し,フリーライダーの行動戦略が変化する条件を仮説をもとに分析する.それにより,SNS においてフリーライダーにどのような人を紹介すると効果的なのかを調査する.フリーライダーとは,SNS において投稿を行わず他人の情報を購読するだけの存在であり,多数のフリーライダーの存在はコミュニティ活動の衰退を招く.先行研究では,SNS を利用するユーザ独自の戦略を取ることはできたが,同時にフリーライダーが生じた.この結果は実際の SNS とも整合すると考えられるが,その理由については明らかになっていない.そこで本研究では,友人関係の変化に着目した仮説を立て,その検証を BA モデル・CNN モデルを用いて行う.実験に用いた 2 つのネットワークモデルではフリーライダーの行動戦略が変化する条件は概ね同じであるが,詳細な現象は異なることが分かった.フリーライダーを積極的に投稿させるには,コメントをよく返し,友人関係の数がフリーライダー自身と近いユーザと繋がりを持たせることが有効である.また,新たな繋がりの数は少数でも行動変化を起こすことができるとの示唆を得た.AA11135936研究報告知能システム(ICS)2020-ICS-1976182020-02-102188-885x2020-02-04