2024-03-29T01:32:32Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:002028582023-04-27T10:00:04Z01164:06757:10079:10080
Android端末におけるプリインストールアプリに着目した資源利用最適化手法jpnスマートフォン・モバイルサービスhttp://id.nii.ac.jp/1001/00202764/Technical Reporthttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=202858&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2020 by the Information Processing Society of Japan神奈川工科大学神奈川工科大学清原, 良三岩井, 隆真現在広く普及しているスマートフォンは目まぐるしく発展しているが,未だに数多くの改善の余地がある.その中の一つにスマートフォン内の限られた資源を有効活用するということが必要である.特にバッテリの持ちの悪化や,メモリ使用量が増えることによって起こる不安定な動作などによってユーザビリティが低下している点が問題である.また,日々スマートフォンを使用する中で通信事業者と契約を結びデータ通信を行っているが,その通信事業者は多様化しており,近年では,格安 SIM と呼ばれることが多い MVNO (仮想移動体通信事業者) の普及が進んでいる.従来の MNO (移動体通信事業者,以下キャリアと呼ぶ) 契約時に購入したスマートフォンの SIM カードを差し替えるだけで MVNO へ乗り換えることが可能であるが,そのスマートフォンのパフォーマンスに不満を持っているユーザは買い替えを余儀なくされる.また,キャリアで購入したスマートフォンにはキャリア独自のプリインストールアプリが存在し,ユーザがそれを使用していないにも関わらずユーザの知らない間に限られた資源を使用している場合がある.それらのプリインストールアプリの存在を認識していない場合があり,削除するために端末を初期化しても OS に組み込まれているため削除できず,Android の開発用コマンドを使用したアプリの削除は専門知識を有していない一般ユーザには困難である.以上の問題点を解決するため,本論文では Android 端末を対象に一般ユーザーでもキャリア製プリインストールアプリを削除できる Windows アプリケーションを開発し,Android 端末として,バッテリーの寿命および操作性という観点から評価した.AA12628338研究報告デジタルコンテンツクリエーション(DCC)2020-DCC-241192020-01-162188-88682020-01-14