2024-03-28T21:52:08Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:002008822023-11-14T00:51:14Z06164:06165:06617:09990
ハイブリッド型メインメモリを対象とするKVSサーバの試作jpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00200789/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=200882&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2019 by the Information Processing Society of Japan芝浦工業大学国立研究開発法人産業技術総合研究所国立研究開発法人産業技術総合研究所芝浦工業大学小沢, 公基広渕, 崇宏高野, 了成菅谷, みどりスマートデバイス,センサ等の IoT の発展により地理的に離れたクラウドサーバだけでなくユーザ近傍のエッジでデータの処理を行うエッジコンピューティングに注目が集まっている.そこで我々はエッジで大量のデータを保持しかつ高い即応性で処理するために Key-Value-Store(KVS)に着目した.低レイテンシで大量のデータを処理するためには KVS サーバに大容量のメモリを搭載する必要があるが,現在使用されている DRAM は容量が小さく今後の大容量化の望みも薄い.そこで DRAM と同様にアクセスが可能,大容量かつ不揮発性という特徴も持つ不揮発性メインメモリ(NVMM)を使用して,DRAM と NVMM という 2 種類のメモリデバイスから構成されるハイブリッド型メインメモリを対象とする KVS サーバを提案する.NVMM は DRAM よりも読み書き性能が劣る.大容量化の恩恵を受けつつも NVMM による性能悪化を防ぐ必要がある.本稿では代表的な KVS サーバである Memcached に 2 種類のメモリデバイスを用い,アクセス頻度に応じてキャッシュデータを 2 種類のメモリデバイス間で移動する機構を提案,実装した.NVMM を搭載する実機を用いて評価を行った結果,提案実装の基本的な動作を確認し,キャッシュデータの配置の最適化により性能悪化を回避出来る事を確認した.コンピュータシステム・シンポジウム論文集201938452019-12-032019-11-27