2024-03-28T23:33:01Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001956632023-04-27T10:00:04Z01164:02836:09672:09770
ウェアラブルセンサとサーモグラフィを併用した温熱快適度推定法の検討jpn医療・スポーツhttp://id.nii.ac.jp/1001/00195574/Technical Reporthttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=195663&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2019 by the Information Processing Society of Japan大阪大学大学院情報科学研究科大阪大学大学院情報科学研究科ダイキン工業株式会社大阪大学大学院情報科学研究科吉川, 寛樹内山, 彰西川, 祐希東野, 輝夫屋内環境における適切な空調制御は,ユーザのストレスや建物のエネルギー消費の観点から注目されている.そのためユーザの温熱快適度推定に関する研究は多く行われており,ウェアラブルセンサや熱画像を用いて,心拍数や顔の温度分布から快適度を推定できることがわかっている.しかしウェアラブルセンサによる推定は継続的にセンシングが可能である反面,取得できる生体情報には制限があり,日常的な温度環境において細かく変化するユーザの温熱快適度を高精度に推定することは難しい.また,顔の温度分布からストレスなど人の感情を推定可能であることがわかっており,温熱快適度についても高精度に推定可能であることがわかっている.しかし,熱画像を用いて顔の温度分布を取得するためにはユーザがカメラに正対する必要があり,常に顔の温度分布を取得することは難しい.そこで本研究では熱画像を用いて高精度に推定した断続的な温熱快適度をウェアラブルセンサにより継続的に取得した生体情報を用いて補完し,継続的かつ高精度に温熱快適度を推定する.性能評価のため研究室環境においてユーザ 15 名からのべ 128 日間のデータを収集し評価を行ったところ,適合率 89.2%,再現率 99.1% でエネルギー消費を削減可能な状態の推定が可能であることがわかった.AN10116224研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS)2019-DPS-17935182019-05-162188-89062019-05-14