2024-03-29T07:39:05Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001940692023-04-27T10:00:04Z01164:06390:09668:09669
両面透過型多層空中像表示技術の提案と実装Double-sided See-through Multi-layer Aerial Image DisplayjpnDCChttp://id.nii.ac.jp/1001/00193980/Technical Reporthttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=194069&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2019 by the Information Processing Society of Japan日本電信電話株式会社NTTサービスエボリューション研究所日本電信電話株式会社NTTサービスエボリューション研究所巻口, 誉宗高田, 英明遠隔地のスポーツのライブビューイングや仮想アイドルのステージイベントなどのエンターティンメント分野において,半透過スクリーンやハーフミラーを用いて被写体を空中像として投影する演出手法が活用されている.これまでこうした演出手法では,空中像を表示させたい領域に大掛かりな装置を設置する必要があり,被写体をステージの袖から登場させるといった場所を限定しない演出は困難であった.そこで我々は,被写体を空中像としてステージ外や観客席に移動させる演出の実現を目的とし,可搬型の両面透過型多層空中像表示技術を提案する.本手法は 4 台のディスプレイと 4 枚のハーフミラーを組み合わせたシンプルな光学系で構成される.観察者は装置の正面と背面の 2 方向から被写体の両面を空中像として観察でき,さらにハーフミラーによる映像の透過と反射を組み合わせることで,近景と遠景の 2 層の背景空中像を観察できる.この近景と遠景は正面 ・ 背面の観察方向に関わらずに光学的に奥行きの順序関係が保たれることから,複数人が同時に装置両面から,多層化された臨場感の高い空中像を視聴できる.本稿では提案手法の光学構成からプロトタイプ実装,実イベント適用まで広く報告する.AA12628327研究報告コンシューマ・デバイス&システム(CDS)2019-CDS-2450162019-01-172188-86042019-01-16