2024-03-28T23:01:25Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001935322023-11-14T00:51:14Z06164:06165:06640:09657
床指紋照合における傾斜補正手法jpnユビキタスコンピューティングシステムhttp://id.nii.ac.jp/1001/00193443/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=193532&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2018 by the Information Processing Society of Japan法政大学情報科学部法政大学大学院情報科学研究科藤田, 悟内田, 薫本研究は,床面の画像から特徴点抽出を行い,床指紋として画像照合することで,屋内でも利用可能な位置推定システムを実現することを目的としている.高速な画像照合のためには,床面を 2 次元平面として扱える必要があり,3 次元歪が無視できる程度の画像が撮影できることが求められる.しかし,実際にスマートフォンを自然な形で保持して撮影した画像は,端末の傾斜によって大きな歪を含んでいる.そこで,本論文では,ARCore を利用して床面の形状とカメラの姿勢推定を行い,3 次元歪を補正する手法について述べる.この手法では,3 次元空間のモデルを計算することでホモグラフィ行列を生成し,前後や左右に傾けた端末で撮影した床画像を,直上から撮影した画像に変換することができる.画像補正の過程で,画質の劣化が生じるが,実験を通して,床指紋照合に十分な情報を含んでいることを確認した.さらに,床画像データベースと照合することにより,画像の補正無しで照合した場合と比較して,より高い確率で位置推定に成功することを確認した.マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2018論文集20186876932018-06-272018-12-26