2024-03-28T21:55:07Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001901382023-11-14T00:51:14Z06164:06165:06640:09508
地方中核都市における交通流改善のための交通シミュレーションjpnITS,交通シミュレーション,渋滞,都市計画,公共交通http://id.nii.ac.jp/1001/00190050/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=190138&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2017 by the Information Processing Society of Japan神奈川工科大学金沢工業大学神奈川工科大学池田, 千夏齊藤, 正史清原, 良三都市部における交通渋滞は深刻化の一途をたどっている.地下の有効利用などで道路を増やし,増える交通量をさばけるだけの容量を確保するといった対応を取れる都市もある.また,交通渋滞に対しては,発達した公共交通機関を利用することにより,通勤通学時に渋滞を避けることも可能な都市も多い.しかし,地方中核都市では,公共交通サービスが貧弱で,鉄道があっても列車の本数が少ないなどで自動車を利用する人が多くなる.結果として交通渋滞が発生しており,問題は深刻化している.海外の多くの都市では,これらの問題を解決する手法としてロードプライシングを導入しているが,公共交通機関が発達していない地方都市においては通勤通学時の負担も大きくなるだけで自動車から公共交通機関への利用の変更をそれほど期待できない.また,パーク&ライドを導入する都市も多いが日本では駐車場のスペースの問題もあり,あまり効果を得ていない.本論文では,これらの問題に対する対応策を考える前の人の流れの把握手法に関して,オープンデータを活用する手法を提案する. 提案方式を利用して,金沢市において,2種類の施策を実施した場合の効果に関して検証のための交通シミュレーションを行い,若干ながら効果があることを確認できた.マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集20179419482017-06-212018-06-18