2024-03-29T22:41:08Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001788642024-03-29T05:26:34Z01164:01867:09088:09164
I/OデバイスのIoT化を実現するソフトウェアExpEtherの提案IoT of I/O Devices with Software ExpEtherjpnIoT,組込みhttp://id.nii.ac.jp/1001/00178776/Technical Reporthttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=178864&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2017 by the Information Processing Society of JapanNECシステムプラットフォーム研究所NECシステムプラットフォーム研究所/現在,NEC IoTデバイス研究所NECシステムプラットフォーム研究所NECシステムプラットフォーム研究所/現在,NECサービス・テクノロジー本部鈴木, 順辻, 聡林, 佑樹竹中, 崇IoT (Internet of Things) では,IoT デバイスをネットワークに接続したホストから制御する機会が多い.各 IoT デバイスは制御ホストと通信を行うため,CPU,メモリ,I/O デバイスを備える小型コンピュータと合わせて実装される.小型コンピュータはソフトウェアネットワークスタックを用いて制御ホストと通信する.本稿では,IoT デバイスが小型コンピュータではなく I/O デバイスだけと実装されるこれまでより細粒度の IoT を議論する.I/O デバイスは遠隔制御ホストのローカルデバイスとして仮想化され,IoT デバイスは I/O デバイスを介したデータ通信によって制御される.このような IoT システムにより IoT デバイスノードの構成が単純化され,実装コストの低減が実現される.しかし,従来手法では制御ホストと IoT デバイスと合わせて実装される遠隔 I/O デバイスの接続に特殊なハードウェアインターフェースが必要だった.そこで本稿では制御ホストとネットワークに分散された I/O デバイスを接続する新しいソフトウェア仮想化手法,ソフトウェア ExpEther を提案する.提案手法により,制御ホストの NIC (Network Interface Card) を介してのみ通信できる遠隔の I/O デバイスが,ホストの I/O デバイスツリーに属するローカル I/O デバイスとして仮想化される.これにより,携帯型からラックマウント型に及ぶあらゆるコンピュータが提案ソフトウェアのインストールにより遠隔の IoT デバイスを制御できる.また仮想化は PCI Express (PCIe) 層で行うため,提案手法は PCIe に準拠する I/O デバイスをデバイスドライバの改造なく遠隔ホストに接続できる.本稿では提案手法のソフトウェア ExpEther を実装し,NIC 及びストレージコントローラに対し評価を行うことでその実現性を実証する.AN10444176研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS)2017-OS-1406192017-05-092188-87952017-04-28