2024-03-28T23:51:12Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001772962023-11-14T00:51:14Z06164:06165:06640:09062
ソフトウェアの高い互換性と長い持続性を目差すPOSIX中心主義プログラミングjpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00177262/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=177296&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2016 by the Information Processing Society of Japan(有)ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所金沢大学 総合メディア基盤センター(有)ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所松浦, 智之大野, 浩之當仲, 寛哲ソフトウェアは,より高度な要求,あるいは時代と共に変化する要求に応えるべく,絶え間なくバージョンアップを繰り返している.しかし多くのソフトウェアは,今自分の置かれた環境において求められる性能や機能を満たすことばかり偏重し,他の環境や将来の環境における互換性をあまり考慮していない.そこで著者らは,UNIX 系 OS が最低限満たすべきとした仕様をまとめた国際規格である POSIX に着目した.POSIX は現状で多くの UNIX 系 OS が準拠してるうえに,1990 年の初出以来,その仕様はほとんど維持されている.このような性質をもつ規格に極力準拠しながらプログラミングすることで,ソフトウェアは高い互換性と長い持続性を得られる可能性がある.そして著者らは,このようにして POSIX の仕様に極力準拠しながらプログラミングをする指針を具体的にまとめ,POSIX 中心主義と名付けた.本稿では,POSIX 中心主義としてまとめたプログラミング指針を提案するとともに,現在行っている互換性と長期持続性の検証について報告する.マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2016論文集2016132713342016-07-062017-01-30