2024-03-29T17:09:20Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001765132024-01-31T07:46:25Z06164:06805:06807:09016
移動履歴の匿名化手法の許容解導出に関する検討jpn位置情報,移動履歴,k-匿名化,R-Treehttp://id.nii.ac.jp/1001/00176479/Conference PaperCopyright (c) 2016 by the Information Processing Society of Japan東京大学大学院情報理工学系研究科東京大学大学院情報理工学系研究科疋田, 敏朗山口, 利恵個人情報保護においてプライバシ保護は重要であると言われており,利用履歴を匿名化したとしてもその個人特有の利用履歴がある場合には本人の特定がしやすいと一般的に言われている.近年発展が著しいスマートフォンのアプリケーションやIoTデバイス,特にICカードの移動履歴についても利活用の期待が高まる一方で,その履歴情報のプライバシー保護の重要性が問題となりつつある.本論文ではスマートフォンのアプリケーションやIoTデバイスの移動履歴に関して,個人を特定しないという匿名化に関して,最適解に近い許容解の導出方法に関する検討を行った.さらに移動履歴の匿名化について説明をしたうえで,最適解を得る方法と空間を階層的に符号化するGeoHashを用いて,移動履歴を一次元に符号化し,その上でGeoHashの階層構造を利用することで移動履歴の許容解を高速に実現する方法について検討を行っている.より良い許容解を得るために符号化の分割数を変更する方法と木構造の階層数の組み合わせを変更して従来の方法よりも精度が良い許容解を得るための方法を示し,より最適解に近い方法を模索する.第57回プログラミング・シンポジウム予稿集201689972016-01-082016-12-22