2024-03-29T04:17:00Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001760562023-11-14T00:51:14Z06164:06165:06617:08974
Intel DPDKを用いたネットワーク遅延エミュレータの開発jpnネットワークhttp://id.nii.ac.jp/1001/00176022/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=176056&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2016 by the Information Processing Society of Japan立命館大学国立研究開発法人産業技術総合研究所立命館大学立命館大学国立研究開発法人産業技術総合研究所明田, 修平広渕, 崇宏瀧本, 栄二毛利, 公一高野, 了成オペレーティングシステムのネットワークスタックをベースにしたソフトウェア実装によるネットワークエミュレータでは,高パケット送信レートに対して伝送遅延を再現するのはゆらぎが大きくなり困難である.そこで,Intel DPDKを用いたネットワーク遅延エミュレータを開発している.DPDKは,広帯域向けのパケット処理フレームワークであり,パケット処理遅延が小さい.DPDKを用いることで,高パケット送信レートに対しても伝送遅延のゆらぎを抑え,高精度なエミュレーションを可能とした.IPパケット長1500Bの10Gbpsで評価した結果,netemと比較してゆらぎの指標である標準偏差を97%改善した.また,ショートパケットでは,netemではパケット処理が追いつかず評価できなかったが,開発したエミュレータではパケット長1500Bと同程度の精度で伝送遅延をエミュレーションできることを確認した.コンピュータシステム・シンポジウム論文集20161471522016-11-212016-11-21