2024-03-28T19:31:26Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001729112023-04-27T10:00:04Z01164:01579:08444:08870
ラック間をまたぐリモートGPUおよびSSD間通信への光無線割り当ての評価Evaluation of FSO Assignment for Inter-Rack Communication between Remote CPUs and SSDsjpnストレージ・SSDhttp://id.nii.ac.jp/1001/00172877/Technical Reporthttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=172911&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2016 by the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers This SIG report is only available to those in membership of the SIG.慶應義塾大学大学院理工学研究科慶應義塾大学大学院理工学研究科国立情報学研究所慶應義塾大学大学院理工学研究科/国立情報学研究所慶應義塾大学大学院理工学研究科/国立情報学研究所原, 弘明森島, 信鯉渕, 道紘天野, 英晴松谷, 宏紀計算機を構成するハードウェアリソースを大量に 1 つのラックに格納しておき,これらをハードウェアリソースの共有プールとして利用するラックスケールアーキテクチャが登場している.さらに,各ラックに散らばったハードウェアリソースをラック間ネットワークで接続することで,ラック間をまたいだハードウェアリソースの共有プール化も可能であり,本論文ではこのようなアーキテクチャに焦点を当てる.ラック間をまたいでハードウェアリソースを利用する場合,複数スイッチを経由するラック間通信の遅延によってアプリケーション性能が低下する.そこで,本論文ではこのようなラック間通信に光無線による動的リンクを割り当てることで,ラック間通信の低遅延化を図る.MongoDB,Hadoop/MapReduce といった実アプリケーションを使った実機による予備評価を行い,その結果を基にシミュレーション評価を行った.評価結果より,本論文が対象とするラックスケールアーキテクチャにおいて,光無線リンクを用いることで実アプリケーションの性能を改善できた.この改善はネットワークのワークロードに依存し,光無線リンク割り当ての効果が大きくなるワークロードでは最大で 25%の性能向上が見られた.AN10096105研究報告システム・アーキテクチャ(ARC)2016-ARC-22115162016-08-012188-85742016-07-27