2024-03-29T07:18:41Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001605192023-04-27T10:00:04Z01164:02836:08481:08690
モバイル環境センシングにおけるPerturbation後の復元精度推定手法の提案と評価jpnセキュリティhttp://id.nii.ac.jp/1001/00160485/Technical Reporthttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=160519&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2016 by the Information Processing Society of Japan東京大学生産技術研究所東京大学生産技術研究所東京大学生産技術研究所/東京大学空間情報科学研究センター鈴木, 孝男伊藤, 昌毅瀬崎, 薫スマートフォンに代表される,様々なセンサを搭載したモバイルデバイスを持つ一般ユーザーがセンシングに参加するモバイルセンシングにおいて,センサデータからユーザーのプライバシー情報が流出してしまう危険性がある.Perturbation を用いるプライバシー保護手法は,ユーザーがセンシングによって取得した真のデータに対してノイズ付加などの偽装処理を施して生成した偽装データを提供することで,ユーザーのプライバシーを保護しつつ,データ回収者はこれら偽装データを大量に集め,特定の処理を加える事で,真のデータ分布を復元することができる.この復元精度は回収するデータ数に依存するという性質を持つため,データ回収者は所望の復元精度を満たすためにユーザーの参加を促すインセンティブ付与をする必要があると考えられるが,その際現在の復元精度を知ることができず,適切なインセンティブ付与ができないという問題が存在する.本稿では,環境情報を測定対象としているモバイル環境センシングにおいて,環境情報が時空間的に相関を持つことに着目し,Perturbation 後の復元精度を推定する手法を提案する.オープンデータの解析により,環境情報の一例である一酸化炭素の値が対数正規分布に高い確率で従うことを確認し,それを利用した復元精度の推定手法の提案及び評価を行った.AN10116224研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS)2016-DPS-16722182016-05-192188-89062016-05-13