2024-03-29T01:51:54Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001493482017-03-31T05:33:31Z08512:08650:08651:08526:08529
H-008 鏡面反射除去による姿勢・照明変動下の顔照合の高精度化(画像認識・メディア理解,一般論文)H-008 Specularity Removal for Enhancing Face Recognition under Variable Pose and Illuminationjpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00149314/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=149348&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2009 by IEICE,IPSJNEC共通基盤ソフトウェア研究所NEC共通基盤ソフトウェア研究所石山, 塁塚田, 正人照明条件の変動に頑強な顔画像認識手法として,照明部分空間法が広く用いられている.任意の照明条件での画像輝度値の拡散反射成分は低次元の線形部分空間で近似可能なことが示されており,その基底画像は3D形状とアルベド(拡散反射率)から計算可能である.3D形状は,3Dスキャナを用いれば手軽に高精度なデータを得ることができ,また,1枚の画像から推定する手法も提案されている.しかしアルベドは,肌の反射特性や現実環境の照明条件が複雑であるために,画像からの推定はもちろん,計測することも容易ではない.従来手法の多くは鏡面反射成分を無視してアルベドを推定し,照明基底を得ている.このため,登録画像の鏡面反射成分がアルベドの推定誤差となり,照合性能に影響すると考えられる.本論文では,照明条件と鏡面反射特性が未知である顔画像から,鏡面反射成分を除去する手法を提案する.提案手法は,一般的な顔画像の性質と3D形状を利用し,肌の反射特性に関して完全散乱等の仮定を用いないため,アルベド推定結果に元画像の鏡面反射成分が混入しない.実験により,提案手法を顔照合に適用することで,照明変動下における照合性能を改善できることを示す.AA1242354X情報科学技術フォーラム講演論文集831111122009-08-202016-02-12