2024-03-29T05:57:01Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001416762023-04-27T10:02:11Z01164:03696:07766:08233
訓練者の習熟度を考慮したトリアージ訓練システムProposal of a Triage Training System Taking User Proficiency Into Considerationjpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00141645/Technical Reporthttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=141676&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2015 by the Information Processing Society of Japan慶應義塾大学大学院理工学研究科慶應義塾大学大学院理工学研究科慶應義塾大学理工学部田山, 友紀加藤, 隆雅岡田, 謙一災害時には医療を行うための人的・物的資源が不足するため,トリアージを実施することで優先的に治療を行う傷病者を決定する.限りある医療資源を効率よく利用し多くの人命を救うため,近年トリアージ訓練の実施が必須となってきている.しかし,現状の訓練では各訓練者の習熟度を考慮して実施できず,非効率な訓練となる可能性がある.さらに,訓練者に合わせた難易度のシナリオの作成や評価が難しい.そこで我々は,訓練者の習熟度を考慮したトリアージ用災害訓練システムを提案する.訓練者の習熟度に応じて訓練シナリオを自動生成し,難易度に応じて訓練者の持つ端末に表示する情報を変化させる.そして,訓練の結果として訓練者の弱点や習熟度を可視化する.評価実験を行った結果,訓練者の弱点をカバーする訓練を実施でき,災害活動を迅速かつ正確に実施できるようになる効果が得られた.本システムを用いて効果的な訓練を行うことが可能となり,災害における救命活動の効率化につながると期待する.AA1155524X研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN)2015-GN-9516182015-05-072188-87442015-04-24