2024-03-29T19:31:11Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001319932023-11-17T02:17:36Z06504:08134:08136
分散ネットワーク環境に対する能動的変化メカニズムの適用Applying a Mechanism for changing Active Components to Distributed Network Environmentsjpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00132178/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=131993&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1NTTソフトウェア研究所NTTソフトウェア研究所丸山, 勝久島, 健一従来の部品化再利用において, アプリケーション開発者は, 自分のライブラリに存在する部品を自分で変更し, ソフトウェアを開発していた。これに対して, 近年の部品組立て型ソフトウェア開発(Component-Based Software Development)では, 開発者(エンドユーザ)と部品提供者が区別され, 開発者はネットワーク上に分散している部品を組み合わせることで, 要求を満たすソフトウェアを作成する。この場合, 部品提供者が, 開発者の要求を完全に予測し, 必要な部品をあらかじめ準備しておくことは不可能である。このため, 部品提供者は, 開発者の要求を満たすように機能拡張や機能変更という更新を行う。しかしながら非分散ネットワーク環境において, 開発者各自が現在利用している部品は, 開発者のアプリケーション利用環境に応じて, 独自の変更が行われている可能性が高い。よって, 各開発者が要求する部品は, たとえ類似の機能を持っていたとしてもその実装が微妙に異なり, 部品提供者の行う更新だけで開発者の要求に迅速に応じることは困難である。我々は, 開発者の部品変更に対する負担軽減を目的として, 過去の部品変更履歴を用いて他の部品の受けた変更を模倣することで, ライブラリに存在する部品から開発者の要求する機能を満たす新規部品を自動生成する能動的変化メカニズムを提案した。本論文では, この能動的変化メカニズムをネットワーク上に分散する部品に対して適用する方式を提案し, 本メカニズムが分散ネットワークにおける部品変更や部品更新に対しても有効であることを示す。提案する方式は, (a) 開発者の要求を部分的に満たす部品をネットワーク上において配送し, 開発者のライブラリに存在する変更履歴と合成する方式, (b) 開発者の要求を満たすために必要な変更履歴をネットワーク上において配送し, 開発者のライブラリに存在する部品と合成する方式, の2種類である。AN00349328全国大会講演論文集第55回ソフトウェア科学・工学3193201997-09-242015-01-20